「大阪府眼科医会　ロービジョンケア講習会web講演会」に参加して。

当院の視能訓練士達の感想です。

A:「大阪府眼科医会　ロービジョンケア講習会」の学会がWEB開催で行われたので、視聴させていただきました。講習会では、ロービジョンケアに対する検査の手技や、視覚補助具の選定の方法を勉強させていただきました。この講習会を受けてロービジョンケアにおいて大切なことは、患者様の声をしっかり聞き取り、心理面でのサポートのお手伝いさせていただくことだと学びました。今回、勉強させていただいた内容を日々の外来で活かし、今後もロービジョンについての知識を深めていこうと思います。

B:ロービジョンケアについての基礎的な疾患の知識と、症状ごとの対応について、勉強することができました。人生100年時代に突入するにあたり、ロービジョンケアの重要性は、これから高まると思います。どのような患者様が来院されても対応できるよう、勉強を続けていきたいと思います。

C:講習（１）「ロービジョン外来を担当して」では、ロービジョンの患者様への心理面でのサポート方法だけでなく、安全な歩行の方法や障害手帳などの福祉関連のサービスの情報提供、また拡大読書器などの市区補助具の選定についてもしっかり学ぶことができました。この講習では、ロービジョンケアは日常生活の質を向上させるだけでなく、心理面での不安を少しでも減らすために、非常に重要であると学びました。

　講習（２）「ロービジョン外来おける最新の話題、考え方」では、ロービジョンの定義、ロービジョンの患者様への検査のコツ、拡大鏡の処方など日常の業務で役に立つ知識のみならず、災害時にロービジョンの患者様が安全に避難するための方法や非常時への備えなども学ぶことができました。この講習では、視覚のサポートに加え、非常時などに役立つ情報の提供などの知識も視能訓練士として必要なのだと勉強になりました。以上の講習で得た知識を活かし、今後は当院でも率先してロービジョンケアを行い経験を積み。知識をさらに深めてゆきたく思います。